特定の思想や立場などに偏らないことを約束事に、党派・会派を超えた住民と議員がともに議会を訪問・傍聴し、その前後で議員の解説を聞き、質疑応答・意見交換を行うことで、住民と議会の距離を縮め、政治への参加意識を向上し、血肉の通った民主主義を実現していくための試みです。
ランチをとりながらカジュアルな対話を行う形式のため、「議会ピクニック」という名称としています。「今日は議会に行って、一緒にランチをしながら話そうか」という気軽な参加スタイルが「距離を縮める」近道になると考え、2023年9月に文京区議会で初開催しました。
地方政治では選挙の投票率低下や議員のなり手不足が全国で顕在化しており、特に、若年層での地方政治への無関心が懸念されています。「民主主義の学校」と言われる地方自治と住民の距離を縮めることが問題解決の第一歩と考え、訪問先にはあえて本会議ではなく、「議員の主戦場」とも呼ばれる委員会を選定しました。参加者がそれぞれ興味関心の高い委員会を傍聴して生の議論を間近に見てもらうことで、より効果的に「距離を縮める」ことができると考えます。
今後も、より多様な参加者・多様な議会訪問の実現を目指して活動してまいります。